2014年3月29日土曜日

Google+フォトの自動補正はステキだがたまに過剰

趣味で写真撮るんですが、最近Google+フォトを使ってバックアップをとるようにしてます。2,048x2,048ピクセルまでは無制限でアップロードできるからです。スゴイですよね。もちろんオリジナルはもっと画素数が高いし、JPEGしか保存できないので、簡易的なバックアップという感じですが。

Google+のさらに注目すべき点は、「自動補正」と「おまかせビジュアル」です。
自動補正は、その名のとおり、自動で写真を補正してくれます。おまかせビジュアルは例えば何枚かの連続写真をGIFアニメみたいにつなげてくれるんですが…ジョーク的な機能ですね。

普段iPhotoで写真管理をしている私にとって、すべての画像を一気に同じ補正をかけることができず、面倒だと思いつつ欲しい写真だけ補正をしていました(一応補正条件のコピペは出来ます)。
それに引き換え、Google+の自動補正はとても便利です。何枚でも写真をアップロードするだけで、自動的に見栄え良くしてくれるからです。自動ですべて補正してくれるのは感動的なくらい便利です。

ということで自動補正画像とオリジナルを比べてみます。ちなみに、カメラはNikon D7100、レンズはAF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRです。

Google+自動補正の特徴

(クリックすると拡大します)
この左の画像はGoogle+で自動補正がされた画像をダウウンロードして、拡大したものです。Originalのほうは同じピクセルサイズになるようにiPhotoでJPEGを書きだして、同じ拡大操作を行ったもの。
拡大すると違いがよく分かります。パッと見でGoogle+のほうが「パキっとしてる」と思いませんか?建物も、桜も、Google+の方がシャープな印象です。色味も違ってます。デジカメ画像はシャープに映っていると「綺麗だ」と感じ易いので、自動補正でシャープネスを上げているんだろうと思います。Originalの方はダルい感じします。

Google+の自動補正でパッと見で綺麗な写真にはなります。なので、とりあえずの簡易バックアップだったらこれでも良いかなと思います。自動補正を後から戻すこともできるので。
しかし、たまに気持ち悪いレベルで補正がされるので、それも比較しておきます。

自動補正が過剰なケース

(クリックすると拡大します)
Google+の方は、パッと見「綺麗」です。が、空の色が青すぎです。夏の空か?と思うくらいに青いです。実際はこんなに青くなく、春のちょっと寝ぼけた感じの空です。桜の色も変わりすぎです。輪郭もパキっとしすぎです。もちろんOriginalは補正なしでダルい感じなので、このままで良いというわけではないのですが。Google+の自動補正は場合によってこれだけ過剰になってしまいます。

Google+の写真機能は容量から言っても、自動補正から言っても、かなり良いです。無料でここまで出来るのだから文句言うなという感じです。が、まぁ使いようですね、という至極当然な結論です。