内部で鳴ってる音というのは、内蔵スピーカーなどから出力されている音、ということです。
簡単に説明すると、
- Soundflowerを利用し、内部音声をSoundflowerの出力に渡す
- AudacityでSoundFlowerからの出力を録音する
- (オプション)音を調整
では順番に説明します。
- Soundflower入手、インストール
ここでは1.5.2を使用しています。
Soundflower - Cycling 74 http://cycling74.com/products/soundflower/ - Soundflower設定
- インストール後、アプリケーションフォルダに作られるSoundflowerフォルダにある、Soundflowerbed.appを起動します。
- 右上にSoundflowerのアイコンが出てくるはずです。
- Soundflower (2ch)のチェックマークをBuilt-in Outputにします。
これは必須の設定ではないようですが、こうすることで、Soundflowerに入った内部音声を再び通常のスピーカーやヘッドフォンでも聞きながら作業できます。16chの設定は(少なくとも今回は)不要です。 - サウンド設定(システム環境設定)
「出力」の項目で「Soundflower (2ch)」を選択します。これで内部で鳴る音はすべてSoundflowerに渡されます。 - Audacity入手、インストール
http://audacity.sourceforge.net/
なお、ここではAudacity 1.3 Betaを使用しています。安定版の1.2を一度インストールしてみましたが、私の環境では正常に動作しませんでした…。1.3 Betaは問題ありませんでした。 - Audacity設定
環境設定の「デバイス」項目で次のように設定します。
- 「インタフェース」を「Core Audio」に
- 「再生」を「Built-in Output」に
- 「録音」の「デバイス」を「Soundflower (2ch)」に
- 録音
Audacityの左上の赤い丸をクリックすれば録音が始まります。後はMacで録音したい音を出すだけです。 - (オプション)音を調整
Audacityは音のカットやノイズ除去、ノーマライズなど、ひと通りの編集が可能です。ここでは詳細は説明しませんが、お好きなように編集してください。
なお、ノイズ除去に関しては、私の用いた音源ではAudacityよりもAdobe Soundbooth CS4のほうが優秀でした。さすが有償アプリケーション、といったところでしょうか。 - 書き出し
Audacityで録音・編集しただけでは通常のオーディオプレーヤーで聞けるような形式にはなっていませんので、必要なファイル形式に書き出します。
メニューから「書き出し」を選択して、好きな形式を選びます。
なお、AudacityだけではMP3やAACに書き出しできませんので、MP3にしたいときはAudacityにプラグインとして「Lame MP3 エンコーダー」を入れることになります。エンコーダーは上記Audacityのサイトにあります。
私はAACを普段利用していますので、簡単にAIFFで書き出し(これはデフォルトでできます)た後にiTunesでAACに変換しました。
参考になりました。
返信削除有り難うございました。
情報ありがとうございます!( ´ ▽ ` )ノ
返信削除ちなみに上記の方法と大体同じような情報が別のサイトで見つかりました。
一応そのページを貼り付けます
https://www.videosolo.jp/tutorials/record-skype-voice-in-mac.html
コメントありがとうございます!7年前の記事でしたので大分内容が古くなってしまっていましたが補足いただき助かりました。
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