2012年10月30日火曜日

[Mac] Firefox, Chrome, Sleipnirで見ているページをSafariのリーディングリストに送るAppleScript

iPhoneでオフラインでもウェブページが見れるようにしたい。
つまり、Safariのリーディングリストを使いたい(もちろん他にもありますけど)。
でも日頃はFirefox、Chrome(Sleipnirも追加)を使っており、リーディングリストのためだけにSafariを立ち上げるのは面倒です。

少し調べてみると、以下のサイトがあったので参考にさせていただきました。ありがとうございます。
Chrome版は1つめのサイトで即完了。しかしFirefox用は2つ目も合わせてAppleScriptを作ったので備忘録として載せておきます。これをアプリケーションとして作っておけば、Alfredなどのランチャーを使ってさっと起動してリーディングリストに送れます。
しかし、FirefoxはApplescriptの点ではダメなブラウザですね…。なお、Firefox用AppleScriptの最後の行は、上記サイトのものではアプリケーション実行後にSafariが起動したままだったので追記しました。

2013年11月12日追記
  1. Firefox用スクリプトの一行目と後のgui_checkの部分は無くても動作することが分かりました。元々は必要だったみたいですが、MavericksにしたせいかFirefoxのバージョンが上がったせいなのか分かりませんがエラーが出ました。詳しいことは検証できていませんが、現在ではgui_check()がなくても問題なく動作しますのでコメントアウトしてあります。コピペして使用されるときはコメントアウト部分は削除していただいて大丈夫です。
  2. Sleipnir用スクリプトも追加しました。 
    ※たまに動作しません。。。が、とりあえず載せておきます。
    • with title "from Sleipnir"
      という部分はSleipnirで開いているタブのタイトルを取得する方法がわからなかったために苦し紛れに入れています。タイトルがないとリーディングリストに追加できないみたいなので。スクリプト実行後すぐにSafariでリーディングリストを確認すると、オフライン用に保存する前はタイトルが from Sleipnir になっていますが、保存が終わるとページのタイトルを自動的に取得してくれます。さすがSafari。なので、とりあえずこの書き方でも問題なく動作します。
    • key code 53
      という部分はescキーを押すことと同じです。
      番号の割り当ては AppleScript Key Code List を参照してください。

Chrome

tell application "Google Chrome"
 set myURL to get URL of active tab of first window
 set myTitle to get title of active tab of first window
end tell
tell application "Safari" to add reading list item myURL with title myTitle

Firefox

-- my gui_check()
set temp to the clipboard as text
tell application "Firefox"
 activate
 set myTitle to the name of front window
 tell application "System Events"
  keystroke "l" using {command down}
  keystroke "c" using {command down}
  delay 0.5
  set myURL to the clipboard as text
 end tell
end tell
tell application "Safari" to add reading list item myURL with title myTitle
delay 0.5
set the clipboard to temp as text

(* to gui_check()
 tell application "System Events"
  if UI elements enabled is false then
   tell application "System Preferences"
    activate
    set current pane to pane "com.apple.preference.universalaccess"
    set msg to "GUI scripting is not available." & return & "Do you put the check in" & return & "\"Enable access for assistive devices\" ?"
    --display dialog msg buttons {"OK"} default button "OK" with icon note --giving up after 10
    display dialog msg buttons {"cansel", "check and try"} with icon note
   end tell
   set UI elements enabled to true
   delay 0.5
   tell application "System Preferences" to quit
   delay 0.5
  end if
 end tell
end gui_check *)
tell application "Safari" to quit

Sleipnir

(2014年1月23日追記)すみません、下記を以前テストしたときには動いたのですが、たまにうまくいきません。。。改善の余地ありですが時間があるときにやります。。。
set temp to the clipboard as text
tell application "Sleipnir" to activate
tell application "System Events"
 keystroke "l" using {command down, option down}
 keystroke "c" using {command down}
 key code 53
 delay 0.5
 set myURL to the clipboard as text
end tell

tell application "Safari" to add reading list item myURL with title "from Sleipnir"
delay 0.5
set the clipboard to temp as text

tell application "Safari" to quit

しかし…

「リーディングリストに登録したらオフラインでも読める」というのはいつまでなんでしょうかね。かなり前にリーディングリストに追加した記事に久しぶりにアクセスすると「Page not found」と出ました。おそらく一定期間か、一定サイズのどちらかしかオフライン用に保存できないのでしょうね。。。使えるんだか使えないんだか、この機能。いつまでも保存しておきたいなら別のサービスを使ったほうが良いでしょうね。

2012年8月25日土曜日

Summer Sonic 2012 感想

サマソニ2012行ってきました。
私が行ったのは東京会場、18日(土)のみです。

サマソニは2回目の参加。一回目は18の頃、サマソニ2000(第1回)@大阪にて…どんだけ昔なんや。そのときは初めてTahiti 80見たり、そのころハマってたBen Folds Fiveで盛り上がったり。懐かしいですね。 後で知ったのですが、このときのサマソニがSigur Rosの初来日。全然知らんかったです。まぁ高校生ですもんね…。まだ賑やかな音楽が好きな時期でした。

で、今回12年ぶりのサマソニ。サマソニに出るミュージシャンはR&Bや、ロック、ラウド系が多いので敬遠していましたがSigur Rosが出るということで1日券で行きました。
見た順に備忘録つけておきます。

1. GRIMES

SONICステージ。初めて聞いたんですが、ボーカルが面白いことしててわりと好きな音でした。ただどこか「ティーンアイドル臭」がしてグッとは来なかったです。

2. St. Vincent

続けてSONICステージです。グッと来ました。これはかっこいい。ギターエフェクタが変です。でもキレてます。
今回一番の掘り出し物でした。

3. 吉井和哉

SONICステージからパラパラ雨の中、遠路マリンステージまで。東京会場初めてなんですが遠いですね…。
さて、吉井和哉は懐かしのイエモン曲、SPARKから始まりノスタルジック。
途中で大粒の雨が降ってきてたまらず2階席から3階席へ移動。でも雨は容赦なく振りこんできます。避難してる人もけっこういましたが、アリーナはずっと盛り上がってましたね。ラストはJAM。さすがに、グッと来ました。

4. DEATH CAB FOR CUTIE

Mountainステージ。このあたりまで来ると老体ゆえに疲れが出てきていました。まだ4つ目なのにねw
デスキャブは好きなので出来る限り聞きたかったのですが、ギブアップして寝ながら聞いてました。しかしThe New Yearが流れるとテンションあがって前の方へ。終わったらまた下がりました。やっぱ安定の演奏、良曲。さすがデスキャブです。

帰り道、中国から来たバンド MERCY&SORROW をアイランドステージで見ました。サマソニのウェブサイトに載っていた音源はシューゲイザーぽくてちょっと良いかもと思ってたのですがライブはいまいち…。

5. Sigur Ros

さてさて、ついに本命です。このために一日券15,000円払ったといっても過言ではない。
Mountainステージは超満員。予定開演時刻を少し過ぎて始まりました。
1曲目はイントロ?のような曲。アルバムには入ってないように思います。
2曲目はValtariからVarud。いきなり盛り上げていきます。
今回のステージは本当にずっと飛ばしてました。
いくつか載せておきます。
Ágætis ByrjunからはViðrar vel til loftárása
Svefn-g-englar

など。

Takkからも。
Glosoli
Hoppipolla

など。まだまだ他にもたくさん演ってくれましたが、轟音系の有名な曲ばかりを続けて演奏。息つく暇がない。
ベストアルバムが出るとしたら、まんまこのレパートリになるんじゃないかというくらい。
ただただ、圧巻でした。

ラストはお決まりの、( )からPopplagid。
 

ほんとSigur Rosは最高です。プライスレス。

自分もバンドをかじったこともあるので、思うのです。たかだか4人くらいの編成でこれだけ皆違う音を出せるって、すごいなと。 そんなことを感じたフェスでした。

2012年8月5日日曜日

[Mac] モバイルWiFi経由のリモートディスク時に気をつけること

先日Macbook Air(MBA)を購入し、ブログでも書いたとおり「移行アシスタント」を使ってこれまでのMacbook Pro(MBP)から環境を移しました。しかしそのときにAdobe系のアプリケーションがうまく移行できず問題発生。
これは再インストールしなくてはならない、ということでリモートディスクによるDVD共有を試してみました。
しかし、ここでもまた問題が。
MBAでMBPに入れたインストールディスクを読もうとしても、「オリジナルの項目が見つからないため操作を完了できません」とのメッセージが出ます。再起動したり、何度やっても無理なため、Appleサポートセンターに電話しました。
そして解決に至ったので、ここでメモしておきます。結論から書くと、リモートディスクで経由しようとしていたPocketWiFiのプライバシーセパレータ設定が問題でした。
この設定は他のモバイル用WiFiルータで同様だと思いますので、参考になれば幸いです。

環境

  • リモートディスクのホスト:Macbook Pro 15 (2010 Mid) OSX 10.7.4
  • リモートディスクのゲスト:Macbook Air 13 (2012) OSX 10.8
  • WiFi環境:EMOBILE GL01P

手順

  1.  まず、Macbookのハードウェアに問題がないことを確認(というか通常のリモートディスクの手順をおさらいです)
    1. ホストのシステム環境設定、「共有」で「DVDまたはCD共有」が「入」になっていることを確認(念のため他はすべてオフに)
    2. 読みたいディスクをホストに入れる
    3. ゲストでFinderを開き、「リモートディスク」という項目を選択
    4. ディスク名が表示されているはずなので、それを選択
    5. 内容が表示されなければ、Macbook自体には問題なく、WiFi環境の問題の可能性が高い(表示されればそもそもリモートディスクはできています)
  2. GL01Pのプライバシーセパレータ設定を確認
    ここからは私の環境での手順です。モバイル機器の設定にアクセスする方法は各々のマニュアルを参照してください。
    1. WiFiにアクセスしている状態でブラウザを立ち上げ、「192.168.1.1」とアドレスバーに入力し設定にアクセス
    2. 「EMOBILE GL01P設定ツール」にアクセスできます
    3. 左のメニューから「設定」を選択
    4. 「無線LAN設定」、さらに「無線LAN基本設定」を選択
    5. いくつか設定項目が出てくると思いますが、「プライバシーセパレータ」の状態を確認
      1. これが有効になっていると、リモートディスクが使えません
      2. 無効になっていれば、設定は問題ないです。また別の原因でしょうね…。
    6. プライバシーセパレータを「無効」にします
    7. 後は表示に従って、設定を完了させます
  3. ホスト、ゲストともに再起動をし、さきほど設定を変更したWiFiにつなぎます。
  4. 再度、手順1を行い、リモートディスクが出来るか確認します。なお、 私の環境ではディスクを読み込むのに30秒ほど待ちました。
このプライバシーセパレータ設定は、モバイルWiFiでは通常有効になっているのがデフォルトだそうです。ファイルに勝手にアクセスされないようにするためです。「ファイル共有」もこれが有効になっていると使えません。ですのでセキュリティを高めるためならプライバシーセパレータ機能は有効にしておいた方が良いでしょうね。

2012年7月18日水曜日

デザイナーがクライアントとのコミュニケーションで困ること

某大学医学部のシンポジウムポスターを作っています。
何回も先方とやりとりしてるんですが、「デザイナーがクライアント(特に大学関係)とのコミュニケーションで困ること」がいっぱいです。
はい、正直今回は愚痴です。すみません。まだまだ「仕事の進め方」がうまくないのでこんな状況になるんだとは思いますが、良かったらご一読ください。

1.「目立つようにしてほしい」

まずはこれですよ。なんか知らんが、とにかくでっかく、目立つようにしてほしいと言われる。
「全部でっかく、目立つようにしてしまうと、どれが重要かわからなくなりますので〜」とか言って回避してますが。どれだけ先方が納得してくれてるのか不明です。

2.「白いところが多い」

これもよく言われます。余白恐怖症。わかります、けどね。これは先方に意図を説明しにくいです。「こちらのほうが見やすいと思うんですが…」というようなことしか言えないです。うまくないですね。

3.テキストが後から変わりまくる

特にポスターなどでは、テキストはデザインの重要な要素です。文量が変わればデザインも最初から変わります。最初に「これで全部ですよね?」って聞いて「はい!」と言われたのに、なんで最初の3倍くらいのテキストが詰め込まれてるんですか?
でも、これは仕方ない、とは思います。シンポジウムですからね、関係各位からの情報が色々変わっていきます。

4.前回打ち合わせで言ったことを忘れて、元に戻そうとする

色変えろって言いましたよね、前回。で、また元に戻すと?
そういうの、よくあります。ここはもうニッコリ笑顔で「はい、承知しました〜」と言うしかないですね。

5.見慣れたデザインから離れられない

テキストが増えたりすると、イチからデザインをやり直したりしますが、そのときに見た目が大きく変わってると拒否反応示すんですよね。メールでデザイン提案してるので、デザインを新しくしたときに意図をうまく伝えられない、ということが原因のひとつだと思います。文章力のなさ、ですかね。
デザインがあまり変わらないままテキスト等が追加されていくので、「どれだけ拒否反応を示さずに、ちょっとずつ整理していくか」みたいな変な仕事になってきます。

僕はまだまだデザイナーとは呼べない代物なので偉そうには言えませんが、次仕事するときは上記のようなことはなるべくスムースに進められるようにしたいものです。。。

2012年7月16日月曜日

[Mac] Lionで移行アシスタントやってみた

新しくMacbook Air 13 inch を購入し、これまで使っていた Macbook Pro から環境を移行しました。

今回気になっていたのは、仕事で使うAdobe製アプリケーションのライセンスです。
すでに2台入れてあるので、1台分ライセンスを解除してから移行する必要がありました。

[参考]
Apple: OS X Lion:移行アシスタントを使って別の Mac からファイルを転送する方法

Sky+: Mac移行アシスタントを使って2台のパソコンにAdobeソフトを入れるメモ
※特に、「下準備」の項目

移行アシスタントが完了して、しばらく使ってみたところ特に問題なさそうなので、やったことを簡単にメモしておきます。
[2012-07-16 追記]  問題ありました。詳細は後述。

使用したもの

 手順

  1. 移行元でAdobe製アプリケーションの認証を解除。
    [参考] Adobe: ライセンス認証を解除する
  2. 移行元、移行先、どちらも電源につなぎ、起動。
    移行元のコンピュータがスリープしないように設定(上記Appleのページ参照)。
  3. Thunderbolt-Ethernet アダプタを介して、移行元と移行先をLANケーブルで接続します。
  4. 移行先で操作を進めると、ネットワークにつなぐ設定画面が表示されます。
    ここでWiFi等でインターネットにつなげてもいいんですが、移行アシスタント使用時にWiFIが優先的になるようです。WiFIだと時間がかかりそうだったので、私はLANケーブルでやることにしました。この場合、インターネットには接続しないので「ネットワークに接続しない」を選択します。
  5.  移行アシスタントの設定画面が表示されたら、「別のMacから」を選びます。ここらへんの設定はAppleのページにスクリーンショットとともに詳しく載っています。
  6. 移行する項目を選択
    今回移行するものはほぼすべてですが、MBAの容量が大きくありませんので、「ピクチャー」「ミュージック」「ビデオ」は外しました。移行したのは以下です。移行ファイルの総量は130GB程度になりました。あまり考えずに買ったのですが、256GBバージョンにしておいて良かったです・・・。
    1.  ユーザに含まれる一部のファイル
    2. アプリケーション
    3. 設定
    4. ほかのファイル
  7. 「続ける」をクリックしたら、後は待つだけです。私の場合は約6時間かかりました。

移行してみて

移行先のMacbook Airで現在これを書いてますが、「移行」のレベルの高さに驚いています。アプリケーションやファイルが引き継がれるのは想定していたのですが、便利なのはアプリケーションの設定ですね。
  • アプリケーションのデスクトップ割当
  • Twitterクライアントのアカウント設定
  • ブラウザで開いていたタブ
などなど、ファイルが同期されただけでなく、「パソコン買ったら最初にしなくちゃならない設定やインストール」がほとんど何もなく、移行元でしていた作業がそのまま継続できる感覚です。エクセレント。
そうそう、気にしていたAdobe製品も問題なく動きました。
[2012-07-16 追記] Dreamweaver CS5 が動作しませんでした…。 「Could not locate the Resources file in the configuration folder. 〜」と表示されます。ライセンス関係の問題ではなさそうなんですが、現在調査中です。「再インストールしても駄目だった」という記事がネットでいくつかあったのでちと不安です。
<やってみたこと>
→ 結果、ダメです。どうしよう。
(後日談)Macbook Proをリモートディスクとして、再度ディスクからインストールし直すと使えるようになりました。面倒ですが、他の移行作業はほとんど自動でやってくれたのでトータルで考えればやっぱり移行アシスタントは便利ですね。
ちなみに初めてアップルストアで購入したのですが、最後にスタッフの方が「楽しんでください」と言ってくれました。量販店で買うと「ありがとうございまし た」ですが、「楽しんでください」と言われるのはとても新鮮でした。顧客の体験を最大にするという意思がそんなところにも感じられました。量販店や価格.comで買うのも良いのですが、少々値がはったとしてもこういう体験を買うのは気持ちいいことですね。

2012年5月17日木曜日

レイチェル・カーソン著「沈黙の春」読了

レイチェル・カーソン著「沈黙の春」読了。殺虫剤や農薬による環境への影響を豊富な資料から考察した名著(オリジナルは1962年出版)。
文章量が多く、読後の感触としては、ひたすら執拗に化学薬品の怖さを書き連ねる、少々しんどい本。 多くの化学薬品による悲惨な事例は50年代前後の米国なので、いま現在日本にいる私にはそこまでの実感は少ない。それもあって、しんどい本であった。

しかしそこまで書かないといけない状況だったのだろう。
また、(こういう名著のお決まりかもしれないが)最後に「本書は、すでに古典としての地位を確立したが、その間サイエンス、哲学の大胆な転換は行われず、本書の存在は現代にあってますます切実なものとなっている。」とある。

2010年は「国際生物多様性年」とされ、学術誌もそういう論文が多かった。また関連イベントも多く開かれ、「生物多様性」はいろんなところで扱われた。
カーソンが本書を執筆した時代に比して、現代は生態系の知識は格段に増えている。何かの種を根絶やしにするというアイデアは、フィクションの中であっても「時代遅れ」な感がある。しかし、原発問題などそれでも人間の営みには生態系へ影響するものが多い。(というか、広い意味では生態系とのインタラクションが生きるということかもしれない、程度差はあれど。)何をやっても、どこかに影響はある。その影響が生態系のなかで吸収できるものなのか否か。人間の営みの持つ「業」みたいなものを感じさせられた本であった。

2012年4月30日月曜日

Facebookで1万人以上がシェアした科学と信仰のある風景


Facebookで1万人以上が「いいね」したりシェアしているテキストがある。割と長いんだが、読んでみてどうも違和感があったので、それが何故か考えてみた。

まず、そのテキストを簡単に訳してみる。長いので知ってる方は飛ばしてください。
シチュエーションはヨーロッパのどこかの大学での授業で、教授と学生の問答です。

===意訳ここから===
教授:君はクリスチャンかい?

2012年4月9日月曜日

Wordpress初心者が導入したプラグイン10個

Wordpressは人の作ったものをいじったりはしていたのですが、最初から全部作るのは初めてで、いろいろプラグインを試行錯誤したのでメモしておきます。

  1. PHP実行プラグイン:exec-PHP
    ポスト、固定ページやウィジェットでPHPを実行できるようにするものです。必須なんじゃないですかね。
  2. 外部ブログRSS読み込み
    http://naige.nu/?p=670
    ※これを実行するためには前述のexec-PHPがインストールされている必要があります。
  3. Twitter連携プラグイン:WP to twitter
    http://enjoypclife.net/2012/04/01/wordpresswptotwitter/
    以下は試して使えなかったプラグイン。
    • Simple Tweet
    • Tweetable
    ただしプラグインに問題があるのか詳細はわかりません。私の場合、認証の手順が説明通りにできずに諦めただけです…。
  4. Twitterタイムライン表示プラグイン:Twitter Goodies
    デザインをいろいろいじれるようでいて、かゆい所に手が届かなかったので、自分でCSSを書きました。
  5. Facebook連携プラグイン:Wordbooker
    http://www.happyquality.com/2011/10/29/1483.htm
    注意点は、投稿時に「Publish this post to Facebook」と「Post to the following Wall」にチェックを入れておかなければなりません。
  6. ショッピングカート導入プラグイン:Welcart
    http://www.welcart.com/
    ショッピングカートを手軽に導入できそうです。かなり色々な設定ができそうですが、まだ使い込んでいません…。
    • (2012/04/23追記)使ってみたところ、ある程度はスムーズに簡単にできます。いくつか注意点メモしておきます。
      • そもそもECサイトやるためにクレジット会社と契約しなければなりませんが、それも数週間かかるのでやる場合は早めに手続きが必要です。
      • カード情報等を扱うのでSSL接続が必須ですが、共有SSLだとうまくいかない部分がいくつかありました。具体的には今回ロリポップ(チカッパプラン)で独自ドメインを利用したのですが、SSL接続のURLが「https://◯◯◯(独自ドメインとは無関係の文字列).ssl-lolipop.co.jp」みたいになるんですね。しかしWelCartのシステム設定で「SSL接続を利用する」をチェックしておいた場合、「https://独自ドメイン」にファイルを読みに行く仕様になっていました。独自SSLを利用できるのが一番スムーズだとは思いますがその分お金はかかりますよね…。いくつかデザイン上の犠牲を払って問題ないようには作りましたが、次回への反省点です。
  7. Googleアナリティクスプラグイン:Google Analytics Dashboard
    Googleアナリティクスの解析結果をWordpressのダッシュボードで見せてくれる便利なプラグインです。
  8. 外部ドメインへのリンクを自動的に別窓で表示:Open external links in a new window
  9. サイトマップを自動生成プラグイン:PS Auto Sitemap
    ページを追加すれば自動的にサイトマップを作ってくれるので楽です。
  10. 色々できちゃうプラグイン:WP Total Hacks
    http://firegoby.jp/wp/wp-total-hacks
    これだけで色々な設定ができます。特に私が便利に思ったのは以下。
    • Faviconの追加
    • Google Analyticsをインストール
    • リビジョンコントロール
    • アップデート通知を停止
    他にもいろんなことができます。素晴らしいです。
以上です。

2012年3月29日木曜日

[Mac] VirtualBoxにUbuntu入れてみた

Linux初心者です。大した目的もないのですがLinuxを試したくて、GUIが素敵そうなUbuntuを入れてみました。

VirtualBox のバージョンは、4.1.10
Ubuntu のバージョンは、11.10

Ubuntuは以下の「CDイメージ」をダウンロードしました。
http://www.ubuntulinux.jp/download 
(VirtualBoxに入れる場合は、「仮想ハードディスクイメージ」が適切な雰囲気?なんですが、試したところイメージが読み込めなかったので改めてisoファイルをダウンロードしました。)

以下に、設定内容のスクショを載せておきます。

2012年3月7日水曜日

原発危機と「東大話法」 読了

『原発危機と「東大話法」』一気に読んでしまった。
http://www.akashi.co.jp/book/b98895.html

原発問題を主軸にしているが、それは著者の「東大話法」という考えを説明する(重大な)例である(その話法が東大に多いというだけで東大のみで見られるというわけではない)。所々ひっかかるところはあるけれど、我が身振り返って考えさせられる内容だった。僕もその話法を使っている。どの領域にしろ、「専門家」になることがその話法を学ぶことだとしたら、いま僕は何になろうとしているのか。それらしい言葉を並べ立てる人間になって、何をしようというのか。「専門領域」にどっぷり浸かっている自分自身への欺瞞に気づく本。

「立場」を主軸にした展開は納得できる。誰のためにかわからないような仕事を身を粉にして続ける人は多い。
しかし、それが高度に発達した社会というものかもしれない。回りまわって経済が成り立っているなら局所的には目的のわからないこともしなければならないということかも。でもそれによって原発危機が引き起こされるなら、やはり立場のためだけに働いてはいけないのだろう。

しかしこの話法がここまで浸透しているからには、それなりの理由があるはずで。思うに、その話法を使用することで領域内のコミュニケーションは簡便になる。言語のもつ根本的なコミュニティ形成力(諸国の言語、世代の言語、仲良しグループのあだ名、etc)は便利で非常に有効だが、簡便さと引換に「真実へのしがみつき」を失ってはならないということだろうな。
何にせよ高等教育機関で行われていることが、結局「話法の形成」にしかなっていないなら何のための教育か。

2012年2月22日水曜日

Mac のお掃除

ほんとは定期的にしなければならない「お掃除」。
サボってサボって、ついにはMacbookのHDD残容量が3GBとなってしまい、Photoshopが悲鳴を上げ始めました。

で、お掃除を久しぶりにしました。
一連の流れを備忘録としてメモしておきます。

まずは、「何のファイルが容量を食ってるのか?」です。
使用したのは
DiskWave http://diskwave.barthe.ph/
です。
フォルダ/ファイルのサイズを表示してくれます。便利。

  1. Mail
    つらつらとDiskWaveの表示を見ていると、Mailがけっこう容量食ってることに気づきました。私は普段Gmailをブラウザで使用しており、ほとんどMailは使わないのでなぜGB単位でデータがあるのか分かりませんでした。
    調べてみると、どうもGmailのコピーをローカルに残していたようです。Mailの環境設定から、Gmailのタブを開き、コピーを一切残さないよう設定。ただ、これだとほとんどGmailアカウントをMailに設定している意味ってないのかな?iCloudとの連携が崩れそうな気がしたので残していますが、もう少し調査が必要そうです。
  2. VirtualBox
    試しに入れた仮想OSがかなり容量食ってました。以下を参照しながらファイルすべて削除。これだけで30GBほど軽くなりました。
    Mac VirtualBox 仮想OS(仮想マシン)を削除する。
  3. 写真、ムービー、音楽
    ここらへんはいつもどおり外付けHDDに移動します。
最終的に40GBほど軽くなりました。
でも今回はあまり有益なことは書いてませんね…。
Time Capsuleほしいです。

2012年2月5日日曜日

iPhoneの過去のバックアップデータを復元できた


iPhone4(iOS4, Windowsで使用)がトラブりました。
しかもあまりPCに詳しくない知人のiPhoneを、「iOS5にしたらいいよ」みたいな感じで操作をしてあげたのです。。。それが良くなかった。

トラブった流れを書くと、
  1. iOS4→iOS5へアップグレード
  2. アップグレード中にエラー…
  3. (ケーブルを外したりせず)再度トライ
  4. iOS5になって、なんとかうまくいった…?
  5. …データ全消失!!!
という状態でした。
メール、写真、連絡先、メモ、、、、全部ない!ということでかなり焦りました。
少しネットで調べると、iTunesで「バックアップから復元」すればOK、とありました。

↓iTunesでバックアップを復元する方法↓

しかし今回の問題は、そのバックアップファイルも最新の、データが全部消えた状態でのバックアップしか残っていなかったことです。
これはiPhoneのバックアップが取られるときに、上書きされていくためです。
ちなみにバックアップがとられた日時は、iTunes(Windows版)で
編集>設定>デバイス
にバックアップ一覧が出るので確認できます。
今回は、ここにデータが残っていたころのバックアップファイルが無くなっていたのです。一覧にはiOS5にアップグレード後の日時しか記載がなく、それを使って復元しても何もデータがない状態に復元される…のでした。

SoftbankやAppleカスタマーサポートにも電話しても「PCに過去のバックアップファイルがないのではお手上げです」と言われました。
過去のバックアップファイルをどうにか復元できないのか?と聞いても「出来ない仕様です」と。
スタッフの方から教えていただいたのは、もしマイピクチャと同期していれば写真、Outlookと同期していればメール、などそれぞれの同期先で残されているので、復元もできたそうですが、知人は音楽以外は一切そういう同期をしていませんでした。

一時は終わったと思い、知人も私もかなり意気消沈したのですが、しかし、Windowsの「システムの復元」を試してみたところ、写真などの全データが残っていたころのバックアップファイルが復活。

↓Windowsのシステムの復元方法↓

iTunesでそのファイルを用いて「バックアップから復元」をすることで、無事iPhoneのデータが復活しました。

サポート等に電話しても、そのようなことまで教えられないので諦めた人もいるのではないでしょうか?
ただおそらく「システムの復元」で確実に過去のバックアップファイルが復活するかどうかわかりません。私の場合はその方法で復元できた、ということだけ書き添えておきます。

なによりも、当然のことながら、バックアップをきちんと取ることが大事ですね。今ではiCloudがあるのでPCがぶっ壊れようが大丈夫でしょう。知人にもiCloudを勧めておきました。

↓iCloudの初期設定等↓

ただ今回のようにiOS4→iOS5のアップグレード中のトラブルだと、iCloudがiOS4で使えませんので、結局PCにしかバックアップする方法しかありません。そしてPCのバックアップファイルに問題があると、今回のような方法が使えない限り、お手上げになってしまいます。
すでに多くの人がiOS5になっているでしょうが、こんなトラブルになった人もけっこういそうな気がします。

最後に、私は二度と他人の大事な端末を触ることはしません。。。

2012年1月31日火曜日

[牧場作業ログ] 続インターフェース宣言

インターフェース考案という広大な海に溺れています。
柱となるデザインコンセプトが無い。
思いつきつつありますが…。

ここ2回の出勤で特に眼に見えるものを作ってないので何もやってなさそうな印象です。

2012年1月24日火曜日

[牧場作業ログ] グランドデザインなど

RefExのインターフェース改善を考えつつ、将来的に導入される(であろう)グランドデザインについても考えています。
デザインは「和」を基調としていく方針。
参考になるサイト貼っておきます。
果たして実際に統一できるのか、先が読めないですが、統合牧場と謳うならそこも統合していかないとせっかくの成果がバラバラな印象になってしまいます。
家紋の調べ物も楽しそうなので精進します。

2012年1月16日月曜日

[牧場作業ログ]RefExミーティング

RefExのバージョンアップについてミーティングに参加。

ブラウザであれもできたらいい、これもできたらいい、と話は膨らむが、
ユーザに挙動を任せたほうが良いことも多い。

どこまで制御するのがよいか、見極めが肝心。

テクノロジーと宗教のある風景

雑感です。
今日、就活生ぽい子が隣にいて、iPadで企業ページを見てたりしていたので、
「ほほう、そういう時代かぁ」
と漠然と思って見ていました。
するとその子がiPadを片付けて次に宗教系の新聞を出し、おもむろに読み始めました。
「おお、そういう時代かぁ」
と思ったんです。で、それをツイートしたところ、ある人から、
『そういう時代ってどういう時代?』
と聞かれました。

はて、たしかにどういう時代と言いたかったのだろうかと、改めて考えました。
考えてみたところ、表現がうまくなかったことに加え、考えが足らなかった。
そのツイートを心情に即して捕捉すれば、
『先進的テクノロジーを使って就活している一方で、社会的情報は宗教のフィルターを通して得ている』ということにどこかしらアンバランスな面白みを感じたのです。

先進的なツールは時代の精神を表します。そのツールを使う以上は、それに対する共感みたいなものが少しでもあると思います。例えばテレビが出てきたときに、やはりそれを使う以上は従来のラジオでは得られなかった「何か」を得ようと考えるわけです。その「何か」(具体的には映像でしょうが)がテレビというツールに存在するという認識を持って、テレビを使う。
iPadというツールを使う人に対して僕がイメージする社会的姿勢は、歴史感ある宗教とまったくイメージとして重なるものが僕の中になかったためにアンバランスに感じたのです。

有り体に言ってしまえば、
『iPadとか流行モノ使ってるわりに社会のことは宗教でとらえるのか、変なの』
という、偏見にもとづいたイメージ先行のツイートなのでした。
さらに語感の良さだけで言葉を選んでしまっていた。

まぁ、恥ずかしい、情けない話ですね、ということです。
米国ではおそらく当たり前のことでしょうし、そうした風景が日本にあるのもまた当たり前のことなのでしょう。これだけiPadが売れていて、そして宗教もたくさんあるわけだから、言うなればベン図の重なる部分は多いはずで。

結局、ツールと思想は別物です。
何を使っていても、どんなフィルターで社会を見ても良いわけです。至極当然。

おまけですが、そういえば『Apple信者』とも言いますね…。
キリスト教(が主)の国で、一神教的なブランドが生まれたのも何か通じるものがあるのかもしれません。