2011年9月5日月曜日

OSX Lionを32ビットで起動、WiMAXが動いた

Lionに変えてから、トラックパッドの操作などいくつか馴れない点もありましたが、WiMAX(Aterm WM3300R)がUSB接続した状態で使えなくなった(WiMAXアプリケーション WiMAX Connection Utilityが起動しなくなった)のが一番の問題でした。

いつかLionに対応するかと思いきや、全然対応しない…。
Lionが出たばかりのころはネットでも「ダメ」「動かない」等の記述を見つけましたので、半ば諦めていたのですが、時間もたって知識が蓄積されたのか解決策が見つかりました。

Lionはデフォルトでは64ビットで起動するのですが、それを32ビットにしてやればWiMAX Connection Utilityが立ち上がりました。

方法は以下の通りです(Snow Leopard向けの情報ですが、Lionでも同じです)。

Mac OS X v10.6:32 ビットまたは 64 ビットカーネルで起動する

方法 1:起動時のキーの組み合わせ (その起動のみ)

  • Mac がデフォルトで 32 ビットカーネルを使っていても、64 ビットカーネルを サポート している場合、起動中に 6 および 4 キーを押し続けることで、64 ビットカーネルで起動することができます。
  • Mac が デフォルト で 64 ビットカーネルを使っている場合、起動中に 3 および 2 キーを押し続けることで、32 ビットカーネルで起動することができます。
再起動すると、Mac はデフォルトのカーネルに戻ります。
方法 2: ディスク上での設定 (永続的)
現在の起動ディスクで 64 ビットカーネルを選択するには、「ターミナル」で次のコマンドを使います。

sudo systemsetup -setkernelbootarchitecture x86_64

現在の起動ディスクで 32 ビットカーネルを選択するには、「ターミナル」で次のコマンドを使います。

sudo systemsetup -setkernelbootarchitecture i386
上記のターミナルコマンドを入力すると(設定されていれば)パスワードを聞かれます。ターミナル上のテキストカーソルは動きませんが、そのままパスワードを入力してEnterすれば問題なく設定されます。

※同様の方法でLionで起動しなくなったアプリケーションも起動できるかもしれません。私が使っているカメラ(Sony NEX-5)のファームアップデータ(FirmwareUpdater.app)も32ビットにすることで起動しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿