よくBootCampやParalles、VMなどが使われていると思いますが、私は節約のために無料のVirtualBoxを使っています。
しばらく使っていると容量が足りなくなってきました。そこでHDD容量を増やそうとしたのですが、VirtualBoxのデフォルトでは簡単に増やせません。
色々調べた結果、面倒ですが以下の方法で増やしました。
参考にさせていただいたのは、
VirtualBox HDDのサイズ変更 « FullHouse Note
です。感謝いたします。
なお、以下の方法は自己責任でお願いいたします。
- 仮想ディスクの「設定>ストレージ」にて、SATAコントローラの+マークをクリックして仮想HDDを新規に作成します。
(なお、図中の「VB-Win7.vdi」は私の環境での仮想ディスク名です) - CloneZillaのダウンロード
ここからダウンロード http://clonezilla.org/downloads.php
ちなみに私は clonezilla-live-1.2.6-59-i486.iso をダウンロードしました。各自の環境に適したバージョンをダウンロードしてください。
- 仮想ディスクの「設定>ストレージ」のIDEコントローラで「CD/DVDデバイスの追加」を選択して、CloneZillaのisoファイルを読み込み
- (オプション)CD/DVDの起動順序を優先にする
デフォルトではフロッピー、CD/DVD-ROM、ハードディスクの順にチェックが入っているかもしれません。それで問題はありません。
一応フロッピーは今回は何でもいいのですが、CD/DVDがハードディスクより先に起動されることを確認して下さい。 - すると、CloneZillaが立ち上がるはずです。
以下のとおり設定を続けます。 - 「Clonezilla live (Default settings, VGA 800x600)」を選択
- 「日本語」を選択
- 「Configuring console-data」で「キーマップをいじらない」を選択
- 「CloneZillaを開始します」で「Start 〜」を選択
- 「device-device」を選択
- 「Expert」を選択
- 「disk_to_local_disk」
- コピー元のディスクを選択
- 何度か本当に実行していいか、ということを聞かれますが「y」あるのみ
- しばらく待つとコピーが終わります。その後仮想マシンを一度Power Offします。
- Gpartedをダウンロード→isoファイルを仮想ディスクに読み込み
ダウンロードはここから http://gparted.sourceforge.net/download.php
isoファイルの設定は項目3と同じです。 - Gpartedの設定
- 最初の画面ではそのままEnter
- 「Don't touch keymap」
- 言語選択では「15」と入力しEnter
- mode選択では「0」
- Gpartedが立ち上がります 右上のプルダウンリストから/dev/sdb(新しい容量を設定した方)/を選択(環境によっては文字列が異なるかもしれません) スライドバーをドラッグして右まで持って行きます Applyをクリック 設定が終わるのに少し待ちます。 設定が終われば、左上の「Exit」からShutdownを選択
- 以上で終わりです。仮想マシンを再起動して、容量が増えているか確認して下さい。