2011年2月24日木曜日

[Mac] VirtualBox でHDD容量を増やす

普段はMacユーザですが、仕事の都合上やはりWindowsも使います。
よくBootCampやParalles、VMなどが使われていると思いますが、私は節約のために無料のVirtualBoxを使っています。
しばらく使っていると容量が足りなくなってきました。そこでHDD容量を増やそうとしたのですが、VirtualBoxのデフォルトでは簡単に増やせません。
色々調べた結果、面倒ですが以下の方法で増やしました。
参考にさせていただいたのは、
VirtualBox HDDのサイズ変更 « FullHouse Note
です。感謝いたします。
なお、以下の方法は自己責任でお願いいたします。


  1. 仮想ディスクの「設定>ストレージ」にて、SATAコントローラの+マークをクリックして仮想HDDを新規に作成します。
    (なお、図中の「VB-Win7.vdi」は私の環境での仮想ディスク名です)
  2. CloneZillaのダウンロード
    ここからダウンロード http://clonezilla.org/downloads.php
    ちなみに私は clonezilla-live-1.2.6-59-i486.iso をダウンロードしました。各自の環境に適したバージョンをダウンロードしてください。
  3. 仮想ディスクの「設定>ストレージ」のIDEコントローラで「CD/DVDデバイスの追加」を選択して、CloneZillaのisoファイルを読み込み

  4. (オプション)CD/DVDの起動順序を優先にする
    デフォルトではフロッピー、CD/DVD-ROM、ハードディスクの順にチェックが入っているかもしれません。それで問題はありません。
    一応フロッピーは今回は何でもいいのですが、CD/DVDがハードディスクより先に起動されることを確認して下さい。
  5. すると、CloneZillaが立ち上がるはずです。
    以下のとおり設定を続けます。
    1. 「Clonezilla live (Default settings, VGA 800x600)」を選択
    2. 「日本語」を選択
    3. 「Configuring console-data」で「キーマップをいじらない」を選択
    4. 「CloneZillaを開始します」で「Start 〜」を選択
    5. 「device-device」を選択
    6. 「Expert」を選択
    7. 「disk_to_local_disk」
    8. コピー元のディスクを選択
    9. 何度か本当に実行していいか、ということを聞かれますが「y」あるのみ
    10. しばらく待つとコピーが終わります。その後仮想マシンを一度Power Offします。
  6. Gpartedをダウンロード→isoファイルを仮想ディスクに読み込み
    ダウンロードはここから http://gparted.sourceforge.net/download.php
    isoファイルの設定は項目3と同じです。
  7. Gpartedの設定
    1. 最初の画面ではそのままEnter
    2. 「Don't touch keymap」
    3. 言語選択では「15」と入力しEnter
    4. mode選択では「0」
    5. Gpartedが立ち上がります
    6. 右上のプルダウンリストから/dev/sdb(新しい容量を設定した方)/を選択(環境によっては文字列が異なるかもしれません)
      スライドバーをドラッグして右まで持って行きます
      Applyをクリック
      設定が終わるのに少し待ちます。
      設定が終われば、左上の「Exit」からShutdownを選択
    7. 以上で終わりです。仮想マシンを再起動して、容量が増えているか確認して下さい。

    2011年2月18日金曜日

    Macで綺麗な統計グラフを描く MjoGraph

    統計データを美麗にグラフ化したい。
    そう思って色々試していました。

    まず前提として、
    • Microsoft Excelでデータまとめ、解析
    • Excelのグラフでは印刷に耐えないのでベクターデータ(EPSなど)でプロットしたい
    ということで始めました。
    まず最初の選擇肢、Adobe Illustrator CS5を使おうとするも、統計につきものの「エラーバー」が設定できません。
    そこでフリーのアプリケーションを探しました。
    参考にしたのは下記のページです。
    http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?%E6%8F%8F%E7%94%BB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB
    まず試したのは、
    PlotはEPSデータも出力できるようで、いいなと思ったのですが、
    いまひとつ直感的な操作ができず、マニュアルを求めるも英語サイトしかなく詳細な使い方を理解するのに時間がかかる…。
    Grapherはエラーバーが設定できない?ようです。日本語で使いやすそうなのに非常に残念…。
    基本的にはどちらも「数式」のグラフ化に重点を置いているようです。統計データのような散布図には向いていないですね…。(もちろんGrapherで簡単な散布図は作れます)

    ということでまた別のツールを試しました。
    MjoGraph http://www.ochiailab.dnj.ynu.ac.jp/mjograph/
    こちらもEPS出力可。
    しかも日本語サイト!いいですね〜w(マニュアルは英語ですが、使い方は簡単です)
    とにかく使ってみようと試したところ、だいたい直感的に使えたのでこれを採用することにしました。
    私の目的としては、X軸にもY軸にもエラーバーをつけた定数値のプロットを作りたかったのですが、以下の要領で作成することができました。
    1. 統計データをCSVデータにする
      1. ここでX軸の名前などは入れられないようです。値のみです。
      2. CSVのフォーマットは、1行につき1点を指定します。
        値の並びは以下のとおりです。
        http://www.ochiailab.dnj.ynu.ac.jp/mjograph/manual/Site/DataFileFormat.html
        このマニュアルの画像を見るだけで使い方が簡単にわかると思います。
        (ちなみに私の環境ではカンマ区切りでデータ入力すると、1行5値まで読み込めましたが6値は正常に表示されませんでした。タブ区切りですと6値でも問題ありませんでした。)
      3. なお、各要素はすべての点について同じだけ揃えなければならないようです。
        つまり、1点目ではXもYも誤差範囲を指定したが、2点目はXだけ、というのは無理なようです。(まぁそういうケースはほとんどないでしょうね)
    2. MjoGraphに作成したCSVファイルをドラッグアンドドロップ(右側のエリアにドロップします。)
      http://www.ochiailab.dnj.ynu.ac.jp/mjograph/manual/Site/QuickStart.html
    3. 軸項目名やプロットの色など、色々設定出来ます。テキストや線描も入れられます。お好みでどうぞ。
    4. 出力はメニューの Tools > Export から。eps と png を選択できます。
      私の場合はベクターで使いたいので eps ですね。
    以上でベクターデータのグラフが出力されます。
    さらに細かいビジュアルの変更は Illsutrator で行いました。

    mjograph、フリーでありながらかなり使えるグラフ描画ソフトですね。
    作者の方に感謝です。

    <2014年9月20日追記>
    長らくmjographを使ってなかったのですが、久しぶりに使おうとするとアップグレードの通知が。何の気なしにアップグレードしてみたら、起動しない…。ファイルが壊れているとエラーが出ました。旧バージョンに戻しても同じ状況。どうしたものかと調べてみたところ、解決策はダウンロードしたzipファイルを「StuffIt Expander」で解凍すること。デフォルトのアーカイブユーティリティでは何故かうまく解凍できないようです。現在はOSX Marvericksでmjograph v4.6.1が使用できています。

    2011年2月17日木曜日

    Mac Firefox で複数のプロファイルを共存させる

    普段Firefox3をメインでつかっています。
    しかしFirefox4もベータ版が11まで出た(2011年2月17日現在)ので、
    使ってみたいと思ったのですがそこで問題なのが
    プロファイルの切り替え。

    3のプロファイルだとアドオンやらが不適合で起動する度にインストールやらなんやら。
    まるで実用的ではないので、プロファイルの共存方法を探っていました。

    調べてみると基本的な方法は、
    1. Firefox4betaを入手、インストール
      http://mozilla.jp/firefox/beta/
      (インストールの際には、先に元々のFirefox.appをリネーム(例えばFirefox3.app)し、同じアプリケーションフォルダにFirefox4betaをインストール。その時点では、4betaのほうが、Firefox.appになっているので、仮に"Firefox4b.app"とリネーム。元々のFirefox3のファイル名をFirefox.appに戻せばOKです。)
    2. Teriminalから
      /Applications/Firefox.app/Contents/MacOS/firefox-bin -ProfileManager
      プロファイルマネージャーを起動
    3. 新規プロファイルを作成(名前はお好きに。仮にFirefox4とします。)
    4. Teriminalから
      /Applications/Firefox4b.app/Contents/MacOS/firefox-bin -P "Firefox4"
      これでFirefox4が3で使っていたデフォルトのプロファイルとは別のプロファイルで起動します。
    しかし、これを3と4を切り替えたい度に入力するのは面倒…。

    現実的なもうひとつの方法は、上記のステップ3で新規プロファイルを作成した際に、
    「今後このプロファイルを使用する」
    のチェックを外しておくと、Firefoxを起動するたびに、どのプロファイルを使用するか聞かれます。最終的に私はこの方法で起動しています。

    以下は採用しませんでしたが、調べると、上記ステップ4のコマンドをアプリ化する方法があるようです。
    MacでFirefox共存一発起動(まいう〜の鮹語録)
    http://mai-u.x0.com/tako/archives/2008/04/macfirefox.html
    (1.5と2.0の共存方法です)
    ただ結論としてはいまひとつ。。。
    「Firefox本体とは別のアプリケーションになるから、起動時とアプリケーション切替時で別のアイコンをクリックする羽目になるんですね。ちょっと混乱。」

    えーいまどろっこしい!と思って情報探してると以下のサイトが。
    Mac Explorer|MultiFirefox - 複数のバージョン・設定のFirefoxを共存・同時起動
    というのがあるようです。

    私は結局MultiFirefoxも使用せず、毎回プロファイルマネージャーで選択するようにしました。
    いままでより一手間多くなってしまいますが…。
    Quicksilverで一発プロファイル切り替え起動、みたなのできないかな。

    一応QuicksilverでもFirefox3と4の見分けがすぐにできたほうがいいので、
    アイコンも変えました。

    2011年2月14日月曜日

    Facebook

    使い始めました。
    しかし、どうにも慣れない…。

    Twitterに慣れてしまうと、
    「友達かもしれません」とか、
    見つけたいときに見つけるし、という気分。
    TLに内輪だけで楽しむような、
    (だいたいにおいて不要な)情報が多くなって特にいつも見ていたいという気にもならない。
    メアドだけでつながっているような、
    微妙に疎遠な人たちも候補に出てきて微妙な気分にもなる。

    実名主義はそれはそれで価値はあるんやろうけど、
    小学校であったような「みんなと友達になりましょう」的な
    雰囲気がなれない。

    そんなこんなも、時間が経てば慣れるんだろうけど。

    2011年2月7日月曜日

    t検定

    論文執筆に統計学が必要になったので付け焼き刃で勉強。

    色々調べていると、
    「同一個体の2種類の観測値を比較検討」
    私のための統計処理ー検定ー2群の比較
    というのが今回の僕の条件に合う。

    とりあえず計算してみたものの英語でどう書くのかよく分からない。
    先日つくったコーパスで色々使用例を調べてみる。
    t検定: t-test/t-test/t-Test など
    p値: p-value/p-value/P-value など
    一応統一して t-test, p-value としました。

    他にも関連英語表現
    「スコアはP<0.05で有意さを検定した。」
    The scores were considered significant at P < 0.05.
    Figure中に入れる簡略的な表現
    Bars are ± SD; *P < 0.05; N.S. = Not significant.

    かなり備忘録的になりましたね…。